連休前後つれづれ

連休。なんてことはない連休だった。金もないし。例のごとく。


木曜日。友人ロータスにくっついて西荻ザ・ロック食堂へ。
ここは以前、別の友人と行って横手やきそばを食って以来2回目。マスターが相変わらずキュート。
ロータスさんの取材のお供ということだったのだが、相手方は東北地方の国立大の教授?講師?氏と、その友人のm市在住K氏。
K氏は精神科デイケアでプログラムの指導を非常勤でやっているという。
つい「資格は?」なんて尋ねてしまったのだが、私は知っていたはずだったのだがなあ。
以前取材で尋ねたデイケアでの生き生きした表情の患者たち。そこで絵の指導をしているのも社会福祉関係の資格なんざ持っていない、絵描きの高齢者だった。その人は、経験則として「資格は害」ということを知っていて、そう主張した。
kさんにも、有資格者が場を取り仕切る際の弊害を知っているような、確信犯的な感じもした。
有資格者というのは、資格を取得するまでに費やした勉強時間と費用とにプライドを持ってしまう人々のことで、たいていの場合、相手とどう接するかということよりも、対象者をどう分析し導くかという思考に陥ってしまう人たちのことである。
コミュニケーションが業務の主体となる業界において、その有資格者たちが、資格があるがゆえに失敗している例をこれまでも見聞きしてきた。資格には、事業者側が職員を選ぶ物差しとしては便利(でも実際は測った通りでもない)という以上の意味はほとんどない(と私は感じている)。
真面目で、一生懸命で、自分の仕事に誇りを持っているゆえの不幸の象徴のようにも見えたりする。


土曜日は、その筋では有名な70代男性の生前葬打ち合わせに顔を出した…が、結局作業じみたことは何一つしなかった。
その後、アサガヤ、コウエンジとフラフラ移動したものの、月に一度のしんどい時期で、イチ抜け帰途。しかし、私のオンナはがんばっている。かれこれ20数年。そう考えると私もつくづく生き物だなあと感慨深くなったりして、その生き物のぶぶんが哀れで、いとおしい。
ちょうど、朝日がなかったので買った東京新聞にユ●チャームはその分野では後発事業者で、先行する米国製品中心の市場に食い込むべく細かな工夫をしたという記事が出ていた。なる〜。そういや私も薄っぺらで生産効率のいい米国系製品を使っていたな。今回から日本製の心意気を買おう!と記事にすぐさま感化されて薬局で品定め。


明朝までに返さないといけないDVDを見る。
ジュリーデルピー監督・製作・主演の「恋人たちの2日間」。たわいもない内容だったけど、ジュリー演じる女主人公の奔放ぶりがキュートだった。白くて、細くて、議論好きで、自由で、不自由が嫌いで、女臭くて、いかにもフランス女の典型という感じ。
ジュリー好きには本編以上にオマケのインタビューおすすめ。もう40近いはずだが、アイデアが次々わいて次はこれやりたいと思ってるの!という懸命なかわいらしさがあふれんばかりで、ぐっと引きつけられる。
返しに行ったついでに、先日人との話の中に出た「未来世紀ブラジル」を借りようと思ったのに、月末まで100円レンタルをやっている近所のレンタル屋にはおいてやがらない!
かといってツタヤまで借りに行く気力もない(100円以上払う気がない)
でもすっかり頭の中がSFモードになってしまったので、これまたこれまで何度も見ているはずなのだが、必ず途中で睡魔に襲われ、眠っているせいなのか元々のストーリーがそうなのか、何だかぼんやりしか記憶のない「2001年宇宙の旅」を借りる。再チャレンジ。


少し体を動かしたり、長時間歩いたりすると、すぐに眠くなるようになった。今も、つい先ほどまで2時間ほど仮眠していた。
眠れないということが不思議だ。多少は爪のアカを煎じて飲みたいくらい(もちろんホントはかなり辛いことは予想はつくが)。
気になっていた人に相手にされなかったり、仕事で何だかんだと面倒くさかったりと、予言どおり2月以降、何となく「ああ、これが停滞期のサイン…?!」という感触もなくはないんだけれども、結局頭の中がシンプルなんだろうか。眠れないほどということは(今のところ)ない。
アホで、神経鈍くて…良かった…?
ああ、また眠くなった。おやすみなさいませ。


ああ、こう書いてみて、つくづく私にはウェブ日記言語がないなあ…!と実感させられた。
使えない。でも使いたいわけでもない。このジレンマ!
でも、ここをブログと名乗るからには、読んでもらう努力をしなきゃ! まだ見ぬ読者のために。。。