2007-01-01から1年間の記事一覧

ざわざわにさよなら

ざわざわざわざわ、ざわついた1年でした。 仕事も業界もざわつき、女ゴコロというものがあるならばそれもざわつき、地縁血縁もざわついた。 心から「ほーっ」とする瞬間が、ほとんどなかったように思います。 ざわざわをひきずったまま、ストレートにクニへ…

ある土曜日の日記

島へ2便めの荷物を送った。 …何やってんだ?あたし。 荷物とは、不要物素人販売用の品である。 先週すでに1便送って、今週は友人が不要になった鞄類を提供してくれるとゆうので、 しかも土曜の午前11時には美容院を予約していてその前にとりに来てほしい…

さよならフェスゲ

仕事で大阪市のHPをくっていたら、「フェスティバルゲートの売り払いの実施」なるインフォメーションに行きあたった。 通称フェスゲ(というのだと、ウィキペディア見て知った)。 市の3セクが運営してきたが倒産。年明けにも一般競争入札の申込を受け付…

夜。走る。

午後7時40分、善福寺川緑地。はっはっ、ふー、と産気づいた妊婦のような息を弾ませながら走っている。 確かに戸外は真っ暗だけど、もう少しそこらをフラフラしている人間、子供、のら犬などいてもよさそうな時間だ。ちら、ほらとはウオーカーやランナーと…

深夜、卵と見つめ合い

隣人に話しかけたくなって 「うで卵のゆで時間は?」と尋ねてみたらば 「5分」と答えたものだから 私も「5分のうで卵」にチャレンジしようとしてみるのだけれども やっぱ5分は短いよ、うん あ、そうか、沸騰して5分かあ、はは。 とか何とかつぶやきなが…

肩の力を抜く

近頃、ヤングな女性に混じって、混じったつもりになって実はメイク落としで浮き上がったメイクのように浮き上がりながら、今、話題のホットヨガなんてえのにトライしてみている。 ホットヨガというのは、室温38度ぐらい、湿度ン度くらいの閉鎖された室内で…

なめらか

僕はですね、そのときてんびんにかけたんですよ。 な○らかプリンとたばこ、どっちを好きなのかと。 な○らかプリンをやめてまでたばこを吸いたいのか。 本当にたばこが好きなのかと。 いきつけの美容院で、かかりつけの美容師さんと 「禁煙」をテーマに話して…

好き過ぎて

何だか好き過ぎて、 もう1回聴くともっと好きになりそうで 聴くのがこわくなる音楽ってあるんだなと (でも聴いてますけどね) 青柳さんの新譜を毎日聴いて 素直に、心震わせています。

日本のテロ

空から落ちてきたのは 天使でも もちろん空でもなく 生の人間の肉体だった なんて悪夢 自殺するにもマナーっちゅうもんがあるだろう? 30メートルの上空から 見知らぬ男性との心中を企図した というならまた 話は別だが 都会の、腐り病んだ日本人の 日本人…

六本木の地下室で

音楽とジン・ライムに酔いながら 彼の背中をずっと眺めていた

台風襲来

自然はむき出しなほど美しくて 美しいほど気紛れである その自由奔放を組み伏せようと囲ったり覆ったりしてきたのが人間の永の歴史だが、 その囲いの中で人は軟弱になって いちいち「守られている」という確証がないと生活することができなくなった。 自然は…

あなたは、ツボです。

ツボ、でした。 何もかもが。 月子さんに連れられ、青柳拓次さんの公開ライブに行きました。 いや〜。。。 そして、上記の感想です。風貌、歌声、歌詞、ギターの響き、ファッション、キャラ。 何故だかすべてがツボでした。 特に風貌。最初舞台に登場した彼…

デトックス

前の晩、韓国家庭料理と日本酒とをそこそこ飲み食いしたところ、 翌朝寝込み、 午後2時ごろ のそのそと起きだし、 そのままホットヨガに行ったらば 室温38度の部屋から出たとたん気持ち悪くなり、 トイレにかけこみゲロしてしまいました。は〜、確かにデ…

私の中の自然主義

石橋美術館でセザンヌの展示をやっていたので、 校了翌日の無気力な体をひきずって観にいきました。 なぜ私は、 多くの人たちは(ワシは違うで、という人は気にせんでください) この作家の絵に強烈に惹かれるのか、 誰かに分かりやすく分析してほしいような…

あるもどばるあるもどばる

ずーっと観たい観たい観たい観たい…と思いながらも観に行けないでいた ペドロ・アルモドバル監督の「ボルベール」。 時は流れていたのね、すでにギンレイホールでの上映。 もう一本は「サン・ジャックへの道」だった…観に行ったがな。 とりあえず、映画館で…

世界は妄想を欲望している

曇り日和、ひさびさに部屋にいられる時間ができたので、 七尾旅人の新譜を何度めかに聴きながら、衣替えなどしていた。 「911ファンタジア」という何と3枚組。 9・11から50年後、ナナオと思しきジジイ(自称)が孫に聴かせる昔話の合間に音楽?、音…

まるで昔

そういえば、随分懐かしい気がするなあ。数日前まではこのマシンを利用していたのが、まるで夢みたい。 深夜帰宅途中に、赤いプツプツを灯した四角い箱が目にとまったときの感慨だ。 数日前にまたもや神の啓示のように何の脈絡もなく、喫煙をやめてしまった…

人は

人は怒る 人は笑う 人は、死ぬる。 この当たり前のことが、実は当たり前のように分かっていないのが、人間という生き物に違いない。 私は今日、ある知人を亡くした。 悲しいとか、無念だとか、もっと話しておけばよかったとか、もっといろいろ教えてほしかっ…

雨の日と月曜の朝

深夜、排水溝に流れる雨音が響いて、あ、これだな、と思った。 そこそこ降り注ぐ雨の中、物干台に干されてっきりの洗濯物を見て、 お、あれだわ、と感じた。 これやあれが何なのか、はっきり説明できるようになったら、 世界がどこかに変わるかもしれない。 …

自分を許す

ってなことをここんとこ、何となく考えていたら、呑み屋で一緒になった男がタイミングよく(?)「自分を許す」について演説を始めた。他人を許すことが自分を許す? 自分を許さず他人を許す? まあとにかく、いつものように酔っていたので、他人の話など忘…

三浦海岸

仕事で行った。 仕事を終えて、 何だかジンセイに疲れたので 海へ出た。 ウミネコが波打ち際を図々しくのさばっていたのに、 砂浜に大きな足あとを残して夕暮れどきには姿を消した。 マイナスイオン効果があるに違いないと、 私も波打ち際に座り込んで なあ…

運命・宿命

「苦難というのは、それを乗り越えられる人の上に降り掛かるのか?」 そんなことを考えながら、その映画を観ていた。 「ヒロシマナガサキ」 予想した以上に、ちょっと凄い映画だった。 知識として知っている ということは殆ど「意味はない」ということを知っ…

ワンマンショウ

「朝目が覚めたら も一度さよなら」 サラリーマン業を中心に世界が回る慣例の週前半、 私にしては思いきって S.Y.さんのライブに行った。 ハイネケンを飲みながら、大人らしくおとなしく一人で聴いた。 はっきり言って、歌は調子っぱずれで、下手っぴだ…

秋へ

秋の空気が充満し始めた。体の底のほうから這い登るひんやりした空気だ。と感じたと思ったら、昨晩生命の危機にさらされる内容の夢を見て夜中に目覚め、明け方寂しい夢を見て目覚めてとてつもない孤独感に見舞われた。 この孤独の空気は一年のうち、この時季…

出会い

神戸へ出張して、出会った。 「素敵な男性」ではなく、「パン」。 私はそのパンをいくつか食べて恋こがれて、 たくさん所有したいと願い、 神戸の街をうろついた。 が、時間切れでついに巡り会うことはかなわなかった。 うまいんだよ、これが。 私好みの渇い…

そして自然に一人

旅行者ではなく、生活者として過ごす「A」と「B」という二つの土地を、短期のうちに行き来していると、何だか時間の前後や空間の相違が曖昧模糊としてきて、意識が混濁したようになる…ということがあるのだと、今月上旬、東京〜郷里の二往復をして知った。…

new!

今日もよく歩いた。 何というのだろう、最近、考える前に歩く。というより、考えたくないから歩く。いや、考えられないから歩く。歩くことで、時間の空白を埋めようとしている。というのは使い古されたような言い回しだが、多分。ここではない、ワタシの安心…

その前日

親父が入院中のヒマにまかせてケータイメールを覚えてしまった。 パソコンでならいくらでも打つが、ケータイはいやがっていたはずなのに。 曰く「ローマ字打ちじゃない」し、「めんどう」。 しかし、ヒマにはかなわなかったようだ。 いまやメル友状態。何だ…

街の寝息

親父の見舞い帰省を終えて、新幹線で東京の街に戻ってきた。 帰京ほやほやでは、どうしても地方都市との違いを比べてしまう。 東京は日本で唯一無二にして、コクサイ的な都市であり、比べること自体がナンセンスだということは重々承知。 でも、今回のように…

木曜から金曜まで

昨晩は仕事を終えて遅くから、居酒屋「サザエさん」で飲みはじめ、最初はビール、次に焼酎、合間に日本酒…なんてやっていたら、帰りの電車を待つ体も足もフラフラになった。地下鉄は終わっていたので中央線で阿佐ヶ谷へ。着いて七夕用に飾りつけられたハリコ…