2005-01-01から1年間の記事一覧

今年もあと4日

クリスマスイブにライブに行ってボサノバを聴き、 どうしてもアントニオ・カルロス・ジョビンの「WAVE」が聴きたくなったのですが、 部屋に見当たらないので購入しました。1500円。 ついでに購入したのが、「1974年9月8日日曜日ドゥルーリィ・…

あやうい

バランスの人だ、と言われた。 ちっともうれしくなかった。 いざというときにぶち壊れず 前触れもなく崩れ落ちる ひとはこれを 均衡 と呼ぶんだろうか あやつられてるのはこっちのほうだ。

老婆心

ですけどね、ご忠告。みなさん、やかん買うならケチらんほうがええですよ。一晩中火にあぶっても燃え上がらんような肉厚のやつをぜひお使いください。 …てゆのも二日続けて二日酔いの二日目の明け方。あたしは飴色の、少し甘ったるい電気ブランの、アルコー…

なんぴとたりとも

…困った。抜き差しならない。早急に対策が必要だ。 社会の窓が…開くのである。自然に、ごく自然に。主人も気付かないうちに。 1年前よりも確実に出っ張ったハラが自己主張するのだ。「ワイはこんなにパンパンやで〜!」 あああ、困ったもんである。 決して…

休日見聞録

午前中は懸案の仕事を片付け、午後からは解放区。ヴィム・ヴェンダース「ランド・オブ・プレンティ」と、奥田民生の昨年の広島市民球場ライブを下敷きにした「カスタムメイド10・30」のどちらを見に行くか迷った挙げ句、後者にした。時間のタイミングで。 …

そっち系なヒト

この記事↓を読んで、いやあな法則を思い出した。「好意を抱く対象に限って、チョットそっち寄りである」。マーフィーの法則(死語だな)。 エルトン・ジョンさん、長年のパートナーと12月21日に結婚 [ロンドン 24日 ロイター] 英歌手エルトン・ジョンさ…

感動した?

私は尚子を見ていない。 一億総勢「東京女子マラソン」のこの日に、尚子を見ていない。 コース沿いにゆかりの場がありながら 家電店先のTVにむらがる庶民の背中は見ておきながら 走る尚子を一切見ていない。 昨日は友人・笛吹きおばこがI公園で自作の笛を…

カルチャーショックへの序章

今朝見るともなく見ていたTVで、談志さんが「猫とスチュワーデスは呼んだときにきやしねえ」とおらんで(叫んで)いた。共感。猫ならばその気質も含めて愛しちゃったりしてしまえるわけなのだが、スチュワーデスともなればそうも寛容ではいられない。あくま…

闘いを呼ぶ赤い酒

今日はボジョレの解禁日。誕生日やクリスマスは押さえずとも、この種のイベントだけは外しません。仕事帰りに久々、有志らとなじみの店へ。 100年に一度の当たり年とか、奇跡のワインとか巷はかしましいけれど、 結局、三杯も飲めば味も薫りもわけ分から…

予告編

UPしたいことが雪だるま式に積み重なっているのですが、 日々のスピードにあたしが追いつけません。 一番言いたいのは、ハノイの人たちが持っている永遠の時間が、あたしにはないという哀しさです。 とりあえず、メモがわりにリストアップ。 今日も時間に…

遠野・柿の実の星

遠野へ。カッパ淵にも伝承園にも行かなかったけれど、 何より新花巻から遠野へ向かうローカル線(釜石線。…っんとにローカルだったあ)の車窓からの景色がおみやげだった。 晴天の青を背景に、朴訥な茅葺き屋根の連なり。覆いかぶさるような紅葉のグラデーシ…

山手線夢想

リキッドルームの帰り、山手線で隣に座った男の子が本を広げ、 向かいに立つ男の子に懸命に説明する。 「この昭和天皇の写真がね…」 「日本というものは…」 ありゃ、ま。これが「プチナショな風景」? プチをつけてもまだもて余すくらい 彼らのあどけなさに…

文化の日?

今日は、「住宅所有」についておベンキョウ。いろんな人がいろんな話をしていたが、やはり大局的な視点は興味深い。住宅所有の社会的意識についてお話になったセンセエは、こんだけ住宅ストックが増え空家率も高く、財としての価値も運用も難しくなっていて…

おひさしぶり。

ちょっくら行ってまいりました、ベトナムは北の都、ハノーイへ。 外地の空気を嗅ぐのは、高層ビルの谷間を縫いながら涙しながら降り立った返還直前の香港以来。あー、やはりたまらんなあ、out of japan、in asia。 定食屋で白めしに飛び込む…

どこまでもうさぎ

中村うさぎ著「女という病」読了。 「47歳・人妻である自分の価値を知りたい」と、ついにはデリヘル嬢デビューしてしまったてん末を某週刊誌や某月刊誌で暴露?しているのを見聞きし、相も変わらぬメンタリティに再び興味を抱いて購入してしまった。 …が、…

心のドラがリンゴンガン

介護家族の書いた本というものを読まない。 なぜか。おそらく共感できないからだ。 どんなにエラそうな口をたたいたところで所詮気ままな独り者。 想像力の翼で飛べる空にも限界がある。「へええ」「そうなんだ」…で終わってしまっては申し訳ないと思って避…

有明で。

東京ビッグサイトで。 「肉体という檻に閉じ込められてしまった自分」を想像する。 一体、どんな恐怖なんだろう。 その恐怖を和らげる技術というものは存在するんだろうか?

吾も恋う

吾も亦 紅なりと ひそやかに 高浜虚子 高尾駅の構内で売られていた花の中に、ワレモコウを見かけた。 いつ見ても珍妙で愛らしい花だこと、と思っていたら 赤いのは花ではなくガクだそうな。 吾亦紅。 「吾も恋う」かと思ったわ…なあんて。

ぶち・かっこええ!!

L・アンダーソン「時間の記録」観る。 彼女こそまさに「スーパーマン」だね!! ** *::*::::****:**::::::*:*****::::::::*::* ラジオを一等よく聴いていた1980年代。雷に撃たれたような衝撃を受けた曲がいくつかある。 思い出せる範囲でいうと、まず高…

気持ち悪い

気持ち悪い。ね、そう思いません? 何がって今回の選挙。 480議席中296が一党で占められ、それが国民の選択の結果だと言われてはいるけれど。 決着はついても、誰も答え出してません、みたいな。 そういう感じが胃の底に沈澱していて。 誰かが答え出し…

美人の法則

「日本海側は、美人県と不美人県が交互になってるんだよ、それはもう、見事なんだ」 八戸→東京行きの新幹線「はやて」の中。隣のオジサマがそう説く。目がうるみ、頬が少し赤らんでいるのは、「妙」齢の女への反応ではもちろんなく、何本か開けられた形跡の…

毎日飲むといい…

発泡酒(もしくは缶ビール)と日本酒は欠かしたことのないわが家の冷蔵庫だが、最近飽和状態になりつつある。聞きかじりの情報を鵜のみにして、あれもこれもと買い付けるうち、「毎日飲まねばならない液体」が増殖してきたのだ。 筆頭はウオーター。エビ○ン…

あなたも私も異星人

吉祥寺でミホミホマコトのライブ。 タカハシケンタロウさん?のギターが好きだったなあ。ちろちろと枯れた味わいで。 そしていくつになっても「初恋より初恋な恋」を唄える人とは 大きく括れば同じ人間のはずなのに一体どのように構造が違うのだろうと まる…

おネエちゃんより

天子の子が生まれた。 クチバシは生えていなかった。 とにかくおめでとう。 この世界を、どうぞよろしく。

かれこれ3週間

マニキュアをしようと決意して かれこれ3週間が過ぎた。 つるつるつるつると時間だけが滑っていく。 倦怠と安穏、優先させてる間に 曖昧であやふやな何かに ひっぱられている間に 自分が手にとったものの重さに こらえかねているときもある (例えばいま読…

ぬかるみ

「もっと軽いノリでお願いしまあす」と読者から注文がきた…というわけはないが、自分でも読み返してみて「ウザいなあ」と感じることが多々ある。このブログ、あまり多くの人に所在を知らせているわけではないし、日々のアレコレでこんがらがった頭の整理のた…

なんてことはない

出先で仕事を終え、中途はんぱな時間。事務所に帰る気も起こらずそのまま渋谷へ向かう。ヒマつぶしに映画を見ることにする。何てことはないのだけど、タイトルに惹かれてそれに決めた。 「運命じゃない人」 淡々としてコミカルなドラマかしら、と予想してい…

帰京

実家の部屋の片付けをす。雑誌とか昔の交換ノート(!)とか、出てくるごとに読みふけるのでちっとも片付かない。とりあえず、1〜2年前なら多分捨てられなかったいろいろなものを何とか捨てることができた。すっきりした気持ち。フェアポート・コンベンシ…

ハチガツリンゲツ

妊婦・天子に会いにバスに揺られてN街へ。下車し歩いていくと、辻のところに日傘を差した女の姿がある。まごうことなき臨月の腹を抱えている。このクソ暑いのに、ようここまでがんばった。公営住宅にある天子一家の部屋で、茶やら甘味やら食い散らかしなが…

類友たち

地場で認知症高齢者のグループホームや宅老所を運営している会社の代表「肝っ玉母さん」と落ち合う約束を取り付けていた。市内各地に展開しているホームを見せてもらう。すべて民家改修型で、同じように古ぼけた柱や縁側、庭付きなのがナイスだ。ハウスシェ…