2008-01-01から1年間の記事一覧

2008年総括

今年はけっこうよい年だった。 来年は、よりすばらしい年になるでしょう。 みなさん、よいおとしを。 来年も一緒にでたらめに、でも真剣に生きてゆきましょう! では、山谷へ向かいます。

デジャ・ヴュ

なぜ私はアントニオーニの映画が好きなんだろう? 「映画は、人生の喜びや不条理、友情や恋愛のすばらしさ、家族の大切さ、社会の厳しさを教えてくれる」。それは真実かもしれない。ある一面では。 アントニオーニは、その喜びや悲しみ、怒りという感情…ある…

まわるまわる〜よ

年始号の取材と称してムリクリ入れたT・T監督に会う。 港北区の高台。急な坂の上にあるマンション。 彼は映画館のトークショーで見たときよりも、ずっと「締まった」顔に見えた気がした(曰く「あのときは憧れの○○監督と話をするって言うので、ものすごっっ…

エロと非エロの間に

今夜もシモキタはどですかでんだ(意味不詳)。 年下のくせに私の人生の恩人のおなじみTと、 年上のくせに愛すべきチャイルドのようなYのお二人が雁首そろえてステージにあがるってんで、 なにはとまれヌサもとりあえず手向山 どすぐろい地下の穴ん中にもぐ…

改めて一日職員

今の生業をあえて打ち明けないで、一地域住民として老人ホームを「体験」しに出かけてみた。 まったくの介護労働未経験者として。事実そうなのだ。 まあ、半分は仕事のネタにしようというのもあるが、どちらかというと個人的動機から志願した。 最近は、報酬…

おひとりさまラッシュ!?

最近、雑誌業界にも「おひとりさま」流行りが浸食してきていて 先週7日に上野千鶴子責任編集「おひとりさまマガジン」(文芸春秋)、19日付けで「anan〜おひとりさまで生きていくつもり?」(マガジンハウス)が発行された。 テーマ設定の違いからもこの…

どんどん季節は…

行ってきました。歌の大事故。今年はワンマンは最後らしい。 しっかし何でまた、こんな10も下の若ゾーの歌やMCに私は惹かれ、救われるんでしょう。 彼のMCはまるで散文詩のようだし。 彼が10代のころ一緒に過ごしていたというウリしている女の子の記憶とか、…

ちっせえ、根拠のない自信に満ちた

「小さな恋をいっぱいしなさい」とどこかで誰かが言っていたけれど、 幾つになっても、どんな場面にも、「アイドル」は現れるものだ。 生身の男(…!)は傍にいなくても、よくよく考えれば、「あ〜、え〜な〜、この男(あるいは人間)」という存在は、たいて…

お母さ〜ん

新しい携帯電話買ったよ。 iphone。 やばい。メールの打ち方さえ分からない。 新規携帯電話のお供みたいな分厚〜い取説が一切ない。 …おそらくアカウント獲得に1週間、旧携帯の電話帳引き継ぎに1週間…。 聞きしに勝る面倒くささに閉口してます。つか、使い…

ぽっと思いつき

愛を売り物にしない女でありたい。…な〜んちゃって。

生涯2度目の

生涯二度めのデモに参加しました。 反貧困ネットの世直し集会。いやはや、まさか自分が参加者になろうとは。 遅刻して会場についてみると、「死刑」「社会保障」「後期高齢者」「女性問題」などなど個別具体なテーマを掲げた分会で議論が始まっていました。…

今朝、脳内ひとり言

もしかしてキミは僕より若いのかもしれないけれど、そんなことは何の意味もないことだ。 経験でもキャリアでもなく、今をどう生きているのか。 問われるのはいつも、ただその1つのことなのだから。

ユーモアで革命

「サッカーと療養●床」 パワポに映し出された色紙には誰ぞの名前のサインとともに、上のような言葉が記されていた。 サッカーなで●こジャパンの何とか選手のサインだそうで、その意は「どちらも時代はこれから」ということだとか。 …はあ〜、かなわないなあ…

虚の弱さ、貧乏の強み

アメリカのサブプライムローン問題や証券大手リーマンの経営破綻に端を発する株式市場の下落が続き、金融危機が世界的に深刻化している。 …なんてな導入文が新聞、テレビで飛び交っているのを見聞きするにつけ、こうゆう危機的事態に強いのは、アナログ人間…

そして、船は行く

山本●一さん率いる●針盤というバンドのある歌に 「自分の中には何もないことが今ではこんなに安らぐ」 という名歌詞があるのですが(そして、私はいつもふとしたときにこの歌詞を思い出して安らぐのですが)、 ちょっとばかり安らぎすぎたかもしれません。 …

世界の割れ目

昨日は激雨の中、下北沢に出掛けて、 まあ何というか、正しいことは正しいだけでは何の力も持たないという不条理な現実に改めて怒ったり、そうか、社会保障が頼みの綱にならんのなら我流の「社会保障」をつくればいい!…などと小さないくつかの「ユリイカ!…

初めての靖国

東京に住んでこの8月で丸9年になろうとしている今年、 初めて靖国神社に行った。 会社での仕事を終えて、もう辺りが闇に包まれようとしている時間だ。 巨大な第一鳥居のデザインが、いやに無機質で、感情をなくした生き物のようで、 夜目のせいもあって飲…

30女の特権(予告)

しばらく留守にします。 次回をお楽しみに。

愛はいつも

@高円寺/Sボート。ひさしぶりにYもとさんのギターを聞く。 入店時にお店の人が客人に「今日はどのアーティストさんを観に来ましたか?」と判で押したように問うているのを盗み聞きしていると、もっぱら「Yもとさん」と答える輩が多い。男も女も。(私も…

不倫について(メモ)

私は自分が搾取されるのも、他人が搾取されるのを見るのも嫌いだ。 彼女は 「殺人」や「性的犯罪」については倫理上の絶対悪を言いながら 「不倫」については「恋愛なんて気持ちの問題だし、どうしようもないこともあるのよ」という。 私はそこに論理矛盾の…

大人のパンクス目指して

あら、アイロンがけにパンクは合うな、 なんて一人得心している日曜の夜。 みなさん、お元気ですか? ここんとこ、気分が内へ内へとこもり、 このブログに書き込む気力はおろか、 人のブログを覗き見する好奇心さえ萎えていて、 ネット上鎖国状態に陥ってお…

わたしはフリコ

「業務目標を設定し、そこに至るプロセスを明確化、自らのモチベーションを高める」 というスローガンを掲げ、一時金前の面談を自ら希望し臨んだ。 そして、ヘッドと話して気付いたこと。 やはりこの人の志向/思想はあたしと似ている。私は編集者や記者には…

薬師寺展

会場はいるまでに1時間待ち。みんなそんなに仏が好きなのか。 日光/月光はイメージよりでかく、背後から見た腰つきが美しくなまめかしく、「神仏」はやはり人間(なおかつどっちかというと♀)の中に宿ると感じた。

ウワサの彼女をめぐる考察

このところ、金もないので、飲んだり浴びたりもせず、今日のミッション(すなわちサラリー業)を終えると自室に戻り、疲弊した心身をひきずりながら渾身の力を振り絞ってTVを見ていた。 そんなことをしているうちに、毎日のように繰り返される「とあるニュ…

老いと若きをめぐるドラマ

今日はおシャミの発表会。亡くなった師匠の会としての名義で参加するのは最後になる。 5人ほどを天下取りのために舞台へ出兵したところ、会の女子では最高齢のEさんが明治/大正生まれ部門で1位になる。Eさんはとても80代とは思えぬ透きとおった伸びる…

この戦場では

先日、雨の新宿で、地表に出てみると、警備員が2人がかりで「はい、ここ近づかないで」「あっちにまわってください」と、ある一角を両腕を延ばして囲うようにして、パンピーから遠ざけようとしている。 そうされるほどに、一体何事ぞ、と気になるは庶民の神…

音楽と冒険

今日は観測史上最も乾燥した日だったそうです(多分…)。 夜、ニュースでそういっているのを見て、ポンと手をたたきました。 日中、やたら顔が乾いた! 特に乾きやすく皮膚の薄い目もと。 「体は正直」と言いますが、我が身も日ごと、その日の天候や気候に素…

何物かの陰謀

洗濯機が壊れ、パソコンがほとんど使い物にならなくなり、テレビ画面が突如消え、ケータイも不通になった。 「まるで何物かが私と世界とを断絶しようと目論んでいるかのよう」 プチ心身耗弱状態にあった(そして今もある)私には、そうとしか思えないような…

音楽が染みない夜

このとこ、とにかく抗いようなくダウナーで、ちょっとしたことにすぐ浮き沈みしてしまう体は40、でも心はガラスの10代みたいな自分に、すっかり食傷気味になっている。 ということで、思春期に退行した自分と決別、いやてほど思いきりよくでもなく振り払…

アートはアホである

理屈が分かんなくって 反社会的で 無駄とも思えるエネルギー費やしてて とにかく快楽主義 つまり、アートの原動力は「アホ」である。 今日つくづく、つくづくそう思いました。 川俣正さんの個展、おもしろかった。 どこがおもしろかったのかというと、彼のア…