2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

法廷で傍聴

月曜の朝、前日のバンドメンバー誕生会のワインを沈澱させた頭を体の上に乗せて バウンド・フォー・名古屋。裁判の傍聴に向かった。 「事件」のあらましはこうだ。腎臓などの病気をもってある病院へ入院していたおばあさんは、ボケもあまりなく、トイレに自…

バカラックと訃報

闘病のため入院していた三味線の師匠を見舞おうと約束していた本日午後、電話が入った。 「お見舞いには行けなくなったの。先生、亡くなられたのよ」 師匠と目を合わせ、可能ならわずかでも言葉を交わす…という機会は未来永劫失われてしまった。 その知らせ…

観音様の色気

俗は超えておられるはずの観音様の姿に、色気を感じるというのはよく聞く話。 岡本喜八の「肉弾」で、戦争で両手を失った夫の世話をする老妻役の女優(北林谷栄って人?)は、主人公をして「観音様」といわしめる美しさとオーラを放っていた。そして、色気。…

情の薄いをんな

「冷たい/おんなだと/ひとは/言うけれど/いいじゃないの…」 という歌詞の歌の題名、ご存じですか? 私は知りません。 うちのおとんが、よく口ずさんでおりました。 最近、自分が情の薄いおんなだと実感。 不細工でも情が厚けりゃ、おんなたるもの、何と…

土門拳を観て

土門拳の写真展を観るために、吉祥寺の美術館へ行った。観覧料100円! エクセレント! 作品は50〜60枚はあり、内容も満足だった。こと惹かれたのは「傘を回すこども」。1935年の作品だ。写されたこの子も、生きてれば80も近い爺さんだ。この写…