2006-01-01から1年間の記事一覧
というのは、巷では「命」らしいですが、 (その心は知らない) 個人的にはどうでしょうか? 私の一年は「迷」だったなあ。よくもわるくも。 残すところあと一日。 フセイン大統領の死刑が執行されたみたいですね。 さて、東京で今年最後の酒盛りじゃ。。
山に張り付いたような村。 そこの村長さんは、哲学者だった。 村長さんは今の社会は光だけを見て影を認めない社会だという。 光には影がつきまとい、 光が強くなるほどに影も濃くなる。 一体、光をどこまで追いかけようというのか。 まぶしくて目もあてられ…
両手に花、ならぬ両手にタイ?な酒宴もよろしかろう、と男二人を誘ってビールバーで赤ワイン。 私が「カウンセリング受けて自分を徹底的に修正したい!」と豪語したら「もったいない…」としみじみ言う。 そう思ってくれるオスがいるとゆうだけでいいです、今…
いたら、わけもなく物凄いブルーになった。 ブルーを紛らわそうと、 仕事をし、世田ヶ谷のお医者さんと名刺交換し、立ち話し、 有楽挑戦に乗っていつものシャミ教室に行って おシャミとお唄を唄ったのちに センセエの手料理(ダイコン、厚揚げ、さつま揚げの…
夕暮れどき、カップルだらけの山下公園を首からカメラをぶら下げたひょろひょろした中年女が歩いている。 西に見えるみなとみらいの観覧車が、接岸されたマガイものみたいな大型船が、マリンタワーがライトアップしている。お上りさんなのか、そうしたヒカリ…
は、たいして熱心な読者でもない(つーか殆ど読んだことがない)くせに、I袋のJ堂書店で行なわれた大江○三郎先生のレクチャーを受けに行った。熱心な読者である友人とともに申し込みして、なぜか私のほうに参加資格が与えられた。 まあ正直言って話の内容…
「水際作戦」について取材していたら、話の分かる役人に出会った。 そう、すべての役人が(私の頭に構図として刻みこまれているように)敵なわけではない。 それこそおいらの偏見だ。 話していると何やら涙がこみあげてきた。シンパシーを感じるとこみあげる…
行きたいと思っていた写真展のチケットを入手したので、喜び勇んで恵比寿に向かった。 石内都の「マザーズ」。 フロアは見渡せる範囲で、展示された作品数は多くはない。 だけど、久しぶり。こんなに一点一点をゆっくりと眺め、妄想し、味わったのは久しぶり…
このところ、「どーせあたしなんか」病がぶり返して、気付くとそれを武器にして振りかざしている自分がいて、11月に入ったとたん「ハッ」としておかしくなって吹き出しました。 決めたんです、あたし。 これから5カ月間は「自分育成期間」。住宅で言えば基…
二つの間はぺっしゃりとくっついてはいない。 ときどき片方がやる気のない反乱を起こそうとする。 これは十字架? 「私」と「女」の間の隙間を思う。
夜8時から浦和で取材。人権弁護士に会いました。 生活保護申請の同行援助について。 「あんまり首つっこむな」とうちの親分が言うのももっともなことで、 何が、誰が善で悪でということの言えない、 保護される側もする側もどちらも是非を抱え込んでいる、 …
(わあ…!ウラシマみたい! なんかドッキドキ。) 全国の愛読者の皆様!お待たせしました! 通り魔みたいな熱病から生還しました。 熱に浮かされて、わたしは少しばかりどこか遠くを旅していたようです。 旅はいつまで続くわけがない。 あたしは帰ってきまし…
お久しぶりです。 ハード環境の問題と、メンタル的な諸事情により、この場所からすっかり疎遠になっておりましたが、そろそろ社会復帰?したいと考えております。 んで、とりあえずテスト的に。 ウォームアップ。アップ。
唐突だが、北九州へ行った。北九州で分からなければ小倉へ行った。 1・5日は仕事がらみで右往左往。自由になったのは2日目の昼からだった。 「門司港へ行こう」と思った。ちょっと門司港の女になってみたかった。まるで火サスかミステリ作家の著書名みた…
ここんとこ、禁煙治療の保険適用でもめていたが、すったもんだの末6月1日からニコチンパッチも保険が効くことに決まったようだ。問題は、医師の指導だけで済む軽度の人の場合は保険が効くのに、パッチの力がないと禁煙できない人は保険が効かないという矛…
ほくろをとった。 右頬にあって、だんだん大きくなっていたやつをちょいと。 ほくろをとると運命が変わるよ…と周囲に脅かされたけど、 ほくろをとる前の将来と、ほくろをとった後の将来とがどう違うかなんて 誰にも比べようがない。 ほくろをとった私がこれ…
パーティーが終わったら 〜WHEN THE PARTY'S OVER(Janis Ian) パーティーというのが苦手だ。 あの、見知らぬ同士が一つところに集まって立食で、つまみ食べながらアルコール飲みながら右往左往して、やあやあお勤めはどちらで?とか、景気がよいとかいうけ…
とオペラのタイトル風に(なつもりに)。 上戸彩と長澤まさみ、あともう一人よう知らんけれどベビーフェースな女子3人が集結する「ガーナ」の広告を最近見かけた。 CMのコンセプトはよう読めん。 が、分かることがある。この3者の共通項。キュートなティ…
やっと入れた。幻のおでんや。 ようやくできたかさぶたをひっぺがされ、傷口に塩を塗られるような思いをした夜、あたしはだからこそ、懲りずにまた、西荻のおでんやを目指した。これまで二回ほどその店にはフラれていて、あらあらなかなか御縁がないのね、と…
しました。うふふ。ところは練馬区某所。たくさんの主にご高齢のオーディエンスを前に1曲唄わせていただきました。そう、民謡。 私は去年の秋から習いはじめたひよっこだから単なるお唄披露だったんだけど(所属する会のつわものどもはコンクールの部に出場…
酔っぱらうと、帰り道にどーしてもコンビニに寄り、たいして要りもせんものをこうてしまう。西荻で整骨院へ行ったのち、いきつけのT鳥→ワインバーをはしごした。深夜の電車で阿佐ヶ谷へ戻り、自室へ帰る途中に焼そばパンとたまごを買っていたようだ。「よう…
埋め立て地には共通項がある。 木造の建物が少ない感じとか、道路の幅員の広さとか、整備されただたっぴろい公園とか、角張って高い建物とか、この葛西臨海地域をはじめ、神戸のポートアイランドといい、お台場周辺といい、特有の匂い、感触がある。 5月に…
今年はコンプレックス解消元年だ。 その第一弾に先日私は取り組みはじめた。「いびき」の治療である。 いま、え〜、いびき〜?かっこわる〜い…と画面の前で嘲った人。 人は他人の発する「言語」以外の「音」に対して厳しすぎる…と思わないだろうか。 いいじ…
東中野で熊谷博子という女性の監督の「三池〜終わらない炭鉱(やま)の物語」を観る。 作品が作り手の意図を超えて、作品として自立していたという点では、これはいい映画だった。 もしも評論家がいうように、「負の遺産としてでなく、ヤマの歴史に誇りを」…
金曜日、仕事を自主早退してクシシュトフキェシロフスキ特集。「ある運命に関する物語」&「ある選択に関する物語」を観る。ここのところ立て続けに4作見て一番印象に残ったのは、透明なグラスに熱湯を注ぐシーン。おそらくインスタントコーヒーに似たもの…
何も言わないでちょうだい 黙ってただ踊りましょ だってさよならわつらい ダンスのあとにしてね …と踊りながら唄いながら荻窪〜阿佐ヶ谷間。 一体、何にも怖くない。
キェシロフスキ「ふたりのベロニカ」とヴェンダース「アメリカ、家族のいる風景」。 悩んだ挙げ句、後者を見に、シネスイッチ○○へ。 辿り着いてみると、映画館の前にものすごい行列がある。 あひゃー、こんな人気だったんだ〜?まいったなあ?立ち見は辛いし…
マッカートニーじゃないポール先生の音楽を聴きにZEPP TOKYOへ行った。 「予定開演時刻になっております」との声にあわててフロアに飛び込むと、ポール先生はすでにギタープレイと歌声を披露している。 オレは時間通りにステージを始める。オマエた…
恋愛は一人の男と女が出会って、接触するだけのものではない。本人自身が知らない部分をお互いひきずりあってするものだ。 もし最近、男女のエロスが弱まっているとしたら、人間は自我の及ばない影を抱え込んだ存在だという直感が弱まっているからではないか…
人って自分の関心のない(あるいは悪印象を持っちゃった)物事や人に対しては、悪びれず残酷になれるもんなんだなあと。 たまたま時期を同じうして、残酷にされる側と、する側、両方に似た立場に置かれて、まるで私がやったこと(あるいは私がされたことの真…