ええトシこいてと言われたい

最も敬服するギタリストの1人の出版記念サイン会へ行った。
当該書籍は1ヶ月前の発売日に別の書店で購入していたのだが、ここのショップで購うたものにしかサインできません!と何ともアコギな商売人みたいなことをぬかし腐るので、消費者を嘗めてもらっちゃ困ると反発して買わなかった
…というのは幻想で、ファン心理をまんまと突かれ2冊目を購入していた。


トーク終了後、サインをしてもらおうと、100番超えの番号で待ちあぐねた。
番号札の下欄に「サインの宛名を書いてもらいたい場合は事前に記入を」と書かれていたので
本物の名字ではなく、なんちゃって名字をひらがなで書き込んでみた。
おそらくそんな表記の日本人はいそうでいない。
順番が巡ってきて本とカードを差し出すとギタリスト氏が
「これ、どういう漢字書くんですか?」
と聞いてきた。
…説明の言葉が出ず無言でいたら、再度
「これ、どういう漢字書くんですか〜?」
とますます興味深そうに聞いてくるものだから、架空です。と真実を答えてしまった。


幸せで、恥ずかしくて、その後反省。
ええトシこいて、宛名にそんな小細工せんでも、素直に本名にあてて書いてもらったらええがな。
でも、「ええトシこいて」と言われるようなことを今年も来年も、これからももっともっとしていきたいなあ、と
ギタリスト氏の話を聞いて思った次第。


「ええトシこいて年」にしましょう!!